【梅本制作委員会】──上園先輩帰ってきたアイスクリームを一緒に食べたいな『ふたりが幸せになっていく姿を見るくらいなら死んだほうがいい。3』

両人と付き合った冬は去り、季節は夏に。
──季節は夏になった。
先パイは浪人の生になりヒトリ暮らしをはじめてしまった。
わたしは先パイの彼オンナということで傍にいるけっこう幸せだ。
夏期休暇中はたくさん会えるあの人のヘヤに行く
今日も先パイのラブいおかずにしようと考える。
今日は特別に暑い汗で制衣装が肢体に張り付いている
買ってきたアイスクリームをいっしょに取り込んだいな。
その瞬く間日傘を差したナチュラル黒ヘアーの美しいオンナとすれ異なった
彼女は春に大学に合格してジョーキョーしたあの人だった。
「──上園センパイ、返ってきてたんスね。」
【全86P】

連想文

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