妖花の園CGノベル版～触れる手に身悶える花たち～総集編

ブラザー、心の友を奪還するゆえに、彼女は今日も『神様』に乙オンナの人どもを進物申する――
「ああ……神様が生け贄を欲してるのね…」
霊能者だったじーちゃんの血を受け継ぐ理沙は、現世ならざるものを見たり、
容易なお祓いをしちゃう可能性は所持していた。
けれどおのれ自体はその可能性を嫌っていて、あやかしや物の怪たちとは関わりたくないと感じている。
この間、ともだちのオカルト研の部長に、よくないものが憑いていることに気が付く。
ちかごろおかしな空間に行かなかったか問い質すと、
心霊プレイスということで一部で人気な廃校を活用した合宿所の下見に行ったと表明する。
ともだちの事が苦慮になった理沙は、合宿に便乗することを決める。
海水浴にバーベキュー、花火大会。
何事もなく幸せ合宿を興奮。
理沙の苦慮は取り越し苦心に終わるかと思われた。
けども、合宿の最後の夜に遂行された肝試しの真っ只中にモンダイは引き起こされちゃう。
廃校の中に登場した、ホワイティーな靄のよーな人の影。
相次いで感じがおかしくなってゆくメンバーたち。
ノーマルのレディっこということで生きたいと願っていた理沙は、
物の怪が発生させる怪異に、否応なしに巻き込まれてゆく。
怪異の引き金と書いてワケを探るゆえに、教室をひとつずつ鑑賞していく理沙と七海。
その真っ只中、揺れるアヤシイ感じの作用で正気を欠乏したともだちどもの淫乱な行為を体験します。
ヒッソリとその感じを伺う理沙の脳内には、『もしもおのれ自体がレイプ（強姦）されたら…』と表明する悍ましい想起が浮かんでは消えていき――
「見て……神様もけっこう二つリアクションでなってる…」