ハルカの国・前三部作

ハルカの国
交戦内容
「みすずの国」「キリンの国」「雪子の国」からなる国Seriesの最先端タイトル。
ハルカの国・前三部作になる。
前三部作ということで展開はまとまっていますが、後三部作もスケジュールしており、現在作製中です。
「国Series」ということで空間観をシェアしてまっせもんで、「みすずの国」「キリンの国」
を前段階に遊んでいただくと、もっと賞味ＯＫな内容になっちゃっている。
「みすずの国」「キリンの国」はフリー交戦で、以下のウェブページからタダでDLして頂けます。
ふりーむ
https://www.freem.ne.jp/brand/3707
チームサイト
http://hommage.main.jp/blog/
チョイス肢のない一本道のノベル交戦で、プ・レ・イ時間は約20時間ほどあります。
アテンション事柄
当タイトルは明治～大正時期を論題、コンセプトにした空間観で描かれていますが、まんざら史実にそったものにはなっておりません。
例ということで
政府役所名の変遷は作中で追うことはせず、設立あの頃のネームで通しております。
作中の表記、主張は、１００パーセントフィクションということで受け止めしていただくようお願い致します。開始話「明治越冬編」
強さは、わたしのものだった。
剣が好きだった。
剣があれば、人恋しくなんてなかった。
強さは、わたしのものだった。
明治4年。
狐の化けであるユキカゼは、新政府に仕えつつも剣の腕を磨いていた。
そこに東北の狼、ハルカの噂がとどく。
関東無敵と謳われてしまうハルカに、ユキカゼは修羅を燃やされ裏返す。
ついにジェラシーの業火にガマンムリで、ハルカ討伐へと旅立つ。
ハルカが住まう国、奥羽の山里には、冬がそこまで迫っていることも分からずに――。
北国のパワフルな冬の下。
無くなることのない風雪のなかで表現されてしまう、ハルカとユキカゼ、出会いの展開。セカンド話「明治決別編」
越冬を終え、里へと下りたハルカとユキカゼ。
ふたりをスタンバイしていたのは、政府再編によって齎されてしまう大混乱。
そこへ五木を通称する官士が現れ、ユキカゼを口八丁に化け物退治へと働きかける。
「わたしはアタシを奪還する」
ハルカにチャレンジするため、剣の奪還を目指し、ユキカゼは強大なあいてにチャレンジする。第三話「大正星霜編」
時は巡り、近代化のすすむ大正。
ユキカゼは首都東京神田の片辺にいた。
今までの同業オトラと、新たに味方へ加わったクリとの3名、ヒューマン共に紛れ住む。
「やっとう狐は以前のコト。今となっては暮らし狐がいるだけさ」
時期の主流からは離れ、ささやかな居スペースを見つけ住む3名。
そういった生活にも、じきに時期の影は伸びる。
時期は移ろい、世は一皮むける。
それにもかかわらず人達は春を夢見て、何べんとなく冬を覆す。
越冬歌はいつの時期も響きぶっ通す。