主人の椅子に座っている紐…その紐に操られて動く執事【薔薇館の少女】

配たちのお嬢さんは薔薇の花束を持って薔薇館の門をくぐった。現行所には…
薔薇の配たちのためにお嬢さんはチャリに乗って丘の上に立つ薔薇館に対していた。
その屋敷は全員自動だった、自動で開く門、屋敷のドアが開くと現行所にはくたくたと丸くなっていた執事が急に立ち上がる。
四肢に付いてきている紐…その紐に操られて動く執事。
「マリオネットなんだ」絶句するお嬢さん。
「是が非でもこちらへ、花瓶にその薔薇をいけてください」
メイドたちもマリオネット、ダンナの腰掛けに着座しているのもたぶんマスコットのようだ。