すみれは日々の生活をおくることができなくなってしまう【失恋サンタが再び恋に落ちるまで】

20XX年
社会がまるきりおんな社会になりつつあった年代ー
チカラを有するおんな面々が望むまるきりおんな社会を体言化するため、政府は新たに『野獣税』を創設しはぐる。
『野獣税』は野獣であるばかりで所得の70％を納税しないとならず、大方の野獣はまともな生活をおくる事ができ消えてしまった。
かくの如き野獣たちの激痛を考えを巡らすこともなく、すみれはくらしの生活を順風満帆に過ごしていた。
それでもお付き合いしていた野獣（スンゴイ大金持ち）に、性夜イブの先日に振られ自暴自棄になっちまった。
リピートされる失恋のうずきから、ランナウェイするようにサンタのコスキスムプ・レ・イをして勤労するすみれだがそれでも、彼女にはすでに一個の楽しみがあった。
それは、ジブンよりも非情な野獣との出逢いだった。
ーコレは失恋サンタがまたもや恋に落ちるまでの物語りであるー