僕は…人間の女性や外の世界を見てみたかった…【僕たちは種人】

「死ぬのが怖くないの?」「・・・死んだら夢が叶う」「は?」「死ねば、ここを出られちゃう」
俺等は「種人」ーーー。
人族より、魔族よりも下級で最下級カースト。
出生ながらにして牢屋に閉じ込められ、希少趣旨のある魔族の子孫繁栄の仕舞に内在した。
俺は…ヒューマンのオンナや外のセカイを観たコトすらない。
叶うなら…外のセカイを見てみたかった……。
こいつはいずれもを諦めたオトコと、100人ものオトコを使役し、
恐気させ、殺戮してきた冷酷的スライムの「愛?」のオハナシ。
勇者「カイ」とサキュバス「リリアンヌ」がケッコンし、
魔族とヒューマンは共生の道を進むこととなってしまった。
ファイナル的に、希少種族の保護を原因とした施設ができ、貧困から子〇を売り
ヒューマン奴○が横行るセカイとなってしまった。
◇0898番…種人
「俺は此所で出生したから外のセカイを目の当たりした事が無い。死ぬとキューピッドになって、ここを出られちゃう」
彼のネームはない。自身の親は当たり前だけど、年頃すら存じない。牢屋で日々交配させられちゃう日々。
魔族女に怯え、卑屈になりこの人はいずれもを諦めた…。
セカイを熱視したいっちゅー夢があった。
◇ミラジル…スライムサキュバス
「死ぬんです?」
幾多のオトコを食してきた問題児、恐気に震え、逃げてひれ伏して命乞いをするオトコの顔面を覗き込み、
命の灯を吸引して消化する時が一等の幸福を感じる。
※スライムサキュバスとは…
希少種で、絶滅カウントダウンの仕舞に繁殖施設で交配が幕を開けた。
知能が他のスライムよりも高く、野バケモノの趣味にうるさい上に
人を食料ということで見るケースが高いゆえに交配が進まない。