弱い音Vol.3

夫である小野の昇進のばかりに、セクハラ教頭鈴木に体を許した仁海。
繰り返し性的絶頂を迎えつつ、それでも、更正の念に苛まれちゃう彼女。
そういうある日、小野は昇進ジッケンのための七日間の合宿に主演する推移（展開）になる。
アイディアしたのはフツーとは言っても鈴木教頭。
夫不在の隙に、家に転がり込んだ教頭は、当事者からが仁海の夫であるように振る舞う。
いつもの食卓、いつもの風呂、いつもの寝具で決行されちゃうそっくり一家営み。
続いてに、彼女の心境は揺らいでいく。
この後ファイナル日、教頭の上でお尻をパンパンする仁海を、襖の向こうにいる小野に気づく。
トラウマはまだスタートしたばかり─。
本タイトルはついに、奥さんとセクハラ教頭の疑似一家営みがスタートしたようだ。
わずかにずつ忍込してくる教頭に、奥さんは答えはどこのか！
※本タイトルは「悪い夢」「漆黒の雲」とは独立した推移（展開）だもんで、単独でもお楽しみいただけます。
なのですが、前の話もお読みいただけますと、さらにドラマに深みが出ると感じます。