姉TRアネトラレ～僕の大好きなお姉ちゃんがアイツに奪われた話～DL増量版

――ボクは、タカ姉が好きだ。
好きで、好きで、好きで、しょうがなくって。
アコガレて、惚れて、接触したくて、抱きたくて、だーいすきで。
いつの日か十中八九、この想いが達すると信憑していた。
でも。
それのみだっちゅーのに。
だもんであいつが。
だもんであんなやつが。
俺のタカ姉だがしかし。
俺のべっぴんだがしかし。
なにゆえに。
なにゆえに。
■ドラマ
・風原鷹袮（かざはら たかね）
高身たけ野獣児チックな女子。
鷹袮王子などと呼ばれ、学舎では圧倒的な著名を集めている
県内ハイグレードの強豪女子バレー部エース。
・風原晶太（かざはら しょうた）。
低身たけの愛くるしい見た目ながら、評点秀逸、実直なやさしさで
とくに学年が上の女子達から近接をかけられまくる生活。
長らく、世帯の実情でフタリ生活の兄弟。
世話焼きでコミュニケーションの強い鷹袮に、
いつの間にか晶太は姉弟の仲を突出してた雰囲気（変換できた）を
鷹袮に抱くようになっていった。
「ボクはタカ姉が好きだよ」
「べっぴんもショータがだーいすきよ！」
想いを表出するも、本気と取られず
まったく受け手にされない事に落ち込む晶太。
（さらにタカ姉にガッチリ野獣にならなきゃ…！）
だが晶太はおのれの表出に鷹袮がガクブルしていた事を覚えるよしもなかった。
（もう何よショータってば出し抜けに…！
ま、まあもし本気なら了解してますかもけれどもさ…）
此所でその上強く押していたら異なったかもわからん。
フタリの仲は、さらに変わっていたかもわからん。
晶太が長い間忍ばせた恋は成就していたかもわからん。
そう、かも知れなかった。
『かも知れなかった』のだ――。
続きまして時が経ち。
鷹袮が晶太に照れくさそうにつぶやいたセリフ。
「べっぴん、昨日さ…その、表出…されてしまって…」
鷹袮のそのヒトコトが導入なのだ…。
またある日、帰宅すると、晶太の悪友と鷹袮が2人でいる所にハッケンしてしまった。
福田宏（ふくだ ひろむ）。
晶太の腐れ縁の幼友たちで、デブでいやみたいオタク。
低身たけでも評点秀逸実直で野獣女広範囲にブームのある晶太とはおなじでは無く
女子達からは疎まれている、そうした野獣。
鷹袮に表出したのは、宏だった。
鷹袮は、ゲームでそれに繋がりがあってやっているとゆー。
「ゴッコさつつものだ」と。
（…そうだよな、タカ姉がヒロのラマンに本気でなるわけないよな…）
鷹袮のセリフを聞いてホッとちちをなでおろす晶太。
だが晶太はわからなかった。
入り口を開けた時、鷹袮が宏と向き合って顔面を近づけていたコト。
鷹袮が、なにか歩きづらそうにオマタをモゾモゾとサセテいたコト。
宏がニヤついて「ゴチさんなショータ♪」と言ったコト。
気づけなかった。
気づく事が出来なかった。
いや。気づこうと、しなかった。
またある日、鷹袮のスマホについた宏からのメッセージを晶太が隠れ見た時
晶太と鷹袮の平常は消滅していく――。
※※※※アテンション！※※※※※
弟立場多め、ＮＴＲ味しつこいめマシマシの姉NTR物です。
やさしさに対する雰囲気（変換できた）移入度を上げるために、
導入部をそれなりに長めにとってあります。
また『姉が弟に対して暴言を吐く』などの凄いドラマはあらざる事が
強烈な消失感を伴うドラマな場面になっちゃっちゃってる。
ラーメンでいうとセメント系煮干しラーメンであり
煮干しが不得意な方には推薦しない、かくの如きＡＶになっちゃいます。
ＮＴＲポイントの強いＡＶが不得意、とゆー方はどうかごアテンションくださいな。
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原型のオフセット同人誌版60ページに大幅加筆修正を加え
表紙その他含め全103ページの極大プレゼンツ。
jpg形式、pdf形式お互い入っています。