いつも通りの日常を送るまな”の中に黒い欲望が芽生えていく―【まな】

ヨバイからはじまってしまう瑞々しいケイマイつながり
ある夏の雨が降りしきる夜。
終始アコガレを抱いてきた兄の聖司に前触れも無く汚されてしまった”まな”。
次の日となり感じた位のＳＨＯＣＫはなく、いつも通りの通常を送るまなとは対照的におのれの愚かなおこないに打ちひしがれ赦しを乞う無残な兄のソレを見た”まな”の中に黒いバケモノ性が芽を吹いていく―。
本文30ページ