優しいお姉ちゃんになりたかった

普段姉のはるかを頼って「美女、美女」と、懐いてくれるキュートな妹の美穂。
美穂は1年前に旦那であるアキラといきなりの死別を学習していた。
そういう美穂は1年を経て立ち直りかけていたが、酔った席で苦しみを零します。
「セックスがしたい…」
「こないな苦しみバカみたいですよね…」
号泣しながら笑う妹を見て、姉のはるかは妹を助けようと発起します。
一等あんしんに値するモンスター…
それは、はるかの旦那である裕一だった。
妹のおかげでと感じて旦那を送り出したはるか。
形オンリーのはずであった…
雰囲気（変換できた）は無いはずであった…
心は無いはずであった…
体オンリーの関係のはずであった…
そのくせステージはいつしか激情していく。
2人が肢体を改めていく度に、相互の血温が伝わっていく。
それから心までも…
そ・れ・がディスプレイ越しに見ていた意外や意外も分かりはじめてしまった…。
モノクロ67ページ
（表紙・あとがき3ページ含む）