【官能短編小説】瀬井隆初期傑作集エロティックホラー編6「水の中で、してみなよ」

エロティックホラーな短編エロ小説をテキストでお楽しみください。
「うちのスクールのプールさ、夜中に回遊すると、ながーいトーハツが絡み付いてくるんだぜ」。ケモノスチューデントの無責任な取沙汰の真偽をチェックするため、夜更けのプールを来訪した若き雌センセイの和香。他愛ないユーモア話と思案していたが、ストレートに的に黒い水の中を泳いでいると、足首になにか絡み付いてくる物を有する。パニックに陥りそうになりながら、潜ってその性質を確かめようとする和香。当人を捕らえている物が何なのだろうかを認識した時、彼女は慄然とされはぐる。(コレは……このよーなこと、これはもう全部どこの人が……?)
　誰かがわたしを陥れようちゅーことでいる。それに気づいて愕然とする水中の和香のすぐ側に、「ハンニン」どもが来訪した。足首にカッチリ入り込んでいるテグス糸の端を手に、防衛する和香をいいように水中に沈め、硬直と過労感で言うことを聞かせようとする。「ティーチャー、プールに浮いたまま、いやみたいでクチビルクチュクチュしてみてよ」「……」盲従する和香の真紅なクチビルが、こいつらの持つ懐中電灯に照らし出された。「この回は、水着をずらして乳房魅せてくれる?」
　水面にユラユラするビート板の上に寝かされ、首と足首を糸でシバられて幽閉される和香。こいつらの命令に従わないと、この水上の牢獄からは終わりのない時に逃亡できない。ジワジワとエスカレートしていく要求。大詰めに和香は、自分のフィンガーで性的絶頂をおもてなしするところまで晒さないとならなかった。見られながら達し、呆けている彼女の耳に、まもなく、ぺろぺろとした音が聞こえてきた。
　コレは……プールの水が抜かれている……?
官能作家・瀬井隆がお目見え前に別名義で書いていたアダルトビデオを、再まとめして電子書籍Series化しまされはぐる。この回はエロティックホラー編の6。スクールのプールに関する不快な噂を探りに来訪した美女ホルスタイン乳センセイが、夜のプールの中で見えない糸に絡め取られます。彼女をはめたハンニン等は、全力で水にユラユラする美女センセイに多種さまざまな赤恥を不可能やりして……。
文字数:約33,000字(長編小説の約1/3の文量)
表紙ピクチャーに「佐野俊英が、ユーの専門原画マンになってしまいます」を利用しちゃってます。
(S/N:GJ0312668)